【求職者の方へ】当所の採用担当者が面接で見ているポイントとは

目次

案件増加に伴い、北浜国際特許事務所では経験者・未経験者を問わず採用活動を行っています。
求人イベントの参加や採用サイトへの情報追加などの効果もあって、応募してくださる方も増えてきました。
ありがとうございます。
この記事をご覧いただいているということは、少なからず当所にご興味をお持ちいただいている方だと思いますので、少しだけ当所の採用基準や見ているポイントについてお話しします。
もしかしたら、当所以外の求職活動でもヒントにもなるかもしれません。ぜひご参考にしていただけますと幸いです。

基本的な心構え

当所では、所員全員が持つべき意識・価値観・目指すべき方向性として、「北浜スタイル」という基本指針を明文化しています。「北浜スタイル」は、多くの大企業が導入している企業フィロソフィーに相当します。「北浜スタイル」は、事務所理念、働く上での基本姿勢、行動指針を含みます。

①お客様に対して「誠実、誠意」
②自分自身の成長のために「素直、謙虚、意欲」
③組織の発展のために「関心、協調、尊重、感謝」

これらをふまえた上で、協力して働ける方を求めています。

単独ではなく、組織を意識してほしい

当所では、特許の受任から申請までには特許事務(海外代理人とのやり取りを含む)、図面、翻訳、弁理士・特許技術者という分業体制をとっており、業務効率化を図っています。弁理士・特許技術者にとっては、明細書の作成に集中できる環境です。ただ、当所では一つの案件をチームで対応しており、お互いの業務進捗を共有しながら業務を進めます。

そのため、単独ではなく、他のチームも含めて全体を意識して業務を進めていただけるとありがたいです。

面接時のコミュニケーションの取り方も参考にしています

紙面、あるいは面接という限られた場所で、みなさんがどんな方なのかを理解できるとは私たちも思っていません。
それはきっとみなさんも同じで、どう自己PRすればいいのかわからないという方もたくさんいらっしゃると思います。

実は、コミュニケーションの取り方は、入所してからの勤務姿勢を想像できます。
たとえば、
・相手の発言を遮ってしまう
・質問と回答が一致しない
など。

「相手の発言を遮ってしまう」方はもしかしたら、「他の人の意見を受け入れられないかもしれない」だったり、
「質問と回答が一致しない」方はもしかしたら、「議論を交わすことが難しいかもしれない」だったりと、当所の方針や今在籍している所員との相性に不安を覚えれば、採用は見送る可能性が高くなります。

入所していただくと当所の大切なお客様と会話することになります。
その際、前述のような傾向があると、結果的にお客様に不快な思いをさせてしまうかもしれません。

面接時、我々とのやり取りからお客様にどのような対応をするかも判断基準の一つにしています。

経験から何を学び、どう生かしてきたか

私たちが知りたいのは「これまでどんなことを経験し、学び、どう生かしてきたか」です。
それには具体的なエピソードをお話しいただけるとわかりやすいです。
前職でどういう業務をされていたかももちろん大切で、スキルという別の観点からの採用基準があるものの、それだとたとえば「明細書を書いていました」だけで終わってしまいます。

それを少しだけ細分化してみてください。もしかしたらそこからあなたの「強み」が見えてくるかもしれません。

明細書を例に挙げてみると、「月○○件書ける」という方だと、もちろんたくさん担当できるということも重要です。
ただそれはものすごく残業をしたせいかもしれないし、何かしらの工夫と努力をしたからかもしれない。
できることだけではなく、もう一歩踏み込んで、そういう実績を得るまでの過程をお話しいただきたい。
ぜひ私たちに「あなたはなぜそれができるのか」を教えてください。反対に「苦手なことをこうやって克服した」でも構いません。そうすることで「経験から何を学び、どう生かしてきたか」が伝わるはずです。

まとめ

お伝えした採用基準は一部であり、最終的にはスキルや熱意、当所との相性なども含めて総合的に判断します。
これができれば採用、とお伝えできないのが心苦しいのですが、履歴書や面接は、事務所とのミスマッチを無くすためのものです。
私たちも「選ばれる側」という意識を忘れず、当所で働きたいと思ってもらえるよう、発信を続けていきます。

関連記事:クロストーク「選ぶ側から選ばれる側へ。北浜グループ全体で組織の成長を目指す」を読む

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