知財資産部 部長インタビュー「経営者目線を身につけて、ワンランク上の知財戦略を」

北浜国際特許事務所では、案件の増加に伴い、実務経験者を複数名募集しています。当所への理解を深めていただくため、知財資産部 部長にインタビューを実施しました。
ぜひご覧ください。

頭をよぎった「特許を取れるかもしれない」がすべての始まり

学生時代、屈折率測定システムを開発した時「もしかしたらこのシステムで特許を取れるんじゃないか？」と初めて特許のことを考えました。
そこが正に特許業界との出会いです。

特許事務所に入所し、特許補助業務に携わりました。その後、より研究開発に近い立場で知財業務に携わりたいと考え、ゲーム開発企業に入社します。

「自分の正解」≠「組織の正解」。今につながる経験を得る

自社開発のゲーム用プロセッサをはじめ、アプリケーション、ゲーム機、ネットワークなどの知財業務に10年ほど携わりました。
入社後、2日目にして自分の意見をすべて上層部にぶつけたことを今でも覚えています。今思えば恐ろしく生意気ですね。
幸い社長が柔軟な方でチャンスをくださり、無事知財部の立ち上げを果たしました。

思えば「組織」に属したのはこの時が初めてでした。
今となっては当たり前に思えますが、自分の正解は、組織の正解ではありません。個人的に改善すべきと思っていても、組織の中では各所調整が必要なことがほとんどです。企業でのこの経験が無ければ、北浜国際特許事務所ではやってこれなかったかもしれませんね。

求職中の方へメッセージ

当所は、複数の組織からなる北浜グループに属しています。
特許事務所としては珍しいかもしれませんが、グループには総務や人事、経理、マーケティング、ITなどのさまざまな部門があり、それぞれが連携しながら業務にあたっています。

業務上、経営コンサル部門を担う北浜グローバル経営と最も関わりがあります。知財の権利化と経営コンサルは無関係だと思う方が多いかもしれません。ただ、当所の代表弁理士である前井は、経営戦略も考慮した上での知財戦略が必要と考えています。

昨今では、知財の出願権利化、知財翻訳などを内製化する企業もどんどん増えています。当所では従来の権利化業務を中心としたビジネスモデルの再構成を図り「知を活かす経営戦略」をスローガンとして掲げています。

企業活動はすべて経営戦略がベースになっており、知財戦略も研究開発戦略も経営戦略の一部であって、切り離すことはできません。だからこそ当所は「お客様の経営の力になる知的価値の創造を支援する」ことをミッションとし、北浜グローバル経営のコンサルタントと協力して企業の事業計画書作成支援にも携わります。

経営戦略まで見据えた知財業務に携わるので、これまでの経験以外のスキルも身につけたい方にはぴったりの環境だと思います。経営戦略と聞くと難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、高い視座をもつことは、この先きっとあなたの武器になるでしょう。

もちろん権利化のみに集中したい方も歓迎しています。ありがたいことに多数のご依頼をいただいているため、即戦力になっていただける方を求めています。場合によってはチームリーダーをお任せするかもしれません。
ぜひあなたのお力を貸してください。

所員の活躍の幅が広がるように、人事制度も構築しています。
各人の適性に応じて
①プロフェッショナルとしてスキルアップする道
②マネージャーを目指す道
と、知財の知見を軸にしながら、キャリアパスは二通りを用意。
私は現在、マネジメント業務に進んでいます。

また、半年に一度目標を設定し、達成度に応じて適正に評価するため、自分の成長を促しながら昇給や昇格につなげられます。

わからないこと、不安なことはすぐ聞ける環境も整っています。
権利化のみに集中したい方も、経営戦略を含めた知財戦略に興味がある方も、ぜひ北浜グループの一員になっていただきたいです。

みなさまのご応募お待ちしております。

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